賃貸・売買相場の相場表

以下の賃貸及び売買の相場表は、当社が長年の経験から独自にリサーチした相場です。
物価変動及び、社会情勢により多少相場等にズレや違いがある場合もありますが、とりあえずはあくまで一般的な目安としてこれからの不動産探しのお役に立てて頂ければ幸いと存じます。

賃料の相場

色別賃貸平均相場表(東京都城西・城南エリア)

都内城西・城南エリアの各沿線を高い順に色分けしてランキング資料として記載してあります。
賃料は築10年以内、駅までの徒歩10分以内くらいの物件の相場ですので、築年数等が古い物件の場合は相場表より1割以上安くなる場合がございます。目安の参考資料としてお使いください。


上記賃料相場表の見方と特徴

■■第1位エリア(ピンク)■■

港区・千代田区・渋谷区の山手線よりも内側はやはり都心部ですので、賃料的には高額エリアとなります。
特に表参道・青山・恵比寿・代官山・麻布十番あたりは賃貸一等地と言えます。
意外と恵比寿あたりより赤坂・乃木坂の方が少し安い物件もありますね。
ただし築年数にもよりますので、あくまでも目安としてです。

■■第2位エリア(オレンジ)■■

渋谷区・目黒区あたりの山手線の外側、ちょうど山手通り(環状6号線)沿い辺りがこのオレンジエリアにあたります。
代々木公園・代々木上原はこのエリアですね。
肩を並べるのが東横線中目黒駅あたりから目黒区青葉台にかけてです。
この中でも小田急線参宮橋駅や東北沢駅・京王線初台駅あたりは少し賃料が安いですね。やはり都心の渋谷駅ターミナルを使用する方が、新宿駅ターミナルを利用する駅よりも賃料が高い傾向にあります。
要するに横浜方面や都内の主要駅、銀座・大手町方面へのアクセスの便利さが、居住するにあたっての便利さとして、人気駅の賃料相場と言えますね。
都心部に近いから仕事に便利、人気の街にも遊びに行くにも便利、タクシー代もあまりかからない、これが第2位エリアの特徴ですね。

■■第3位エリア(黄色)■■

いわゆる人気私鉄沿線の賃料です。
都心に近いビジネスアクセス良好なベッドタウン。東横線・田園都市線・目黒線・京王線・中央線等の環状7号線のエリアあたりがこの賃料ですね。
人気駅ランキングでも上位に入る学芸大学駅・自由が丘駅・三軒茶屋駅・武蔵小山駅・笹塚駅・下北沢駅・中野駅などです。
このあたりの駅はショッピングゾーンとしても人気があり、住みやすい所と言えます。
ただ都心からだとタクシー代が3000円台になりますかね。
今人気の品川・田町あたりも意外とこの賃料相場なんですよ。けれどそのうち賃料ももっと上がってくる兆しがあります。売買マンション等がかなり高くなってきているので、品川・田町エリアが第2位エリアに入ってくるのは時間の問題です。
品川・田町エリアのタワーマンションの賃料相場はすでに第2位エリアと同等になっております。

■■第4位エリア(緑色)■■■■第5位エリア(紫色)■■

私鉄沿線の環状7号線を越えた、環状8号線あたりまでが第4位エリアです。ただし私鉄沿線でも東横・田園都市線等の渋谷駅ターミナルから大手町方面へと延びる線がこの賃料相場といえるでしょうね。
小田急線・京王線はこの賃料相場よりも少し下がり第5位エリアに位置しております。新宿駅から出ている私鉄沿線、小田急線・京王線は少し安いです。多少は都心からの距離感的なものも影響はしていると思われますが、やはり渋谷駅経由の私鉄の方が人気があると言う事ですね。
その中でも小田急線の経堂は千代田線との相互乗り入れにより急行停車駅にもなっているせいか、都心へのアクセスも便利だし町もおしゃれな店が多く、住みやすい環境です。これからの街としては注目の街のひとつだと言えます。

■■第6エリア(青色)■■

環状8号線を越えた多摩川近辺のいわゆる東京と神奈川の境目的なファミリー向きのベッドタウンですね。
田園都市線の溝の口とか人気が高いエリアですよね。
特に東横線の武蔵小杉駅は人気がかなり上がってきておりますので、第5エリアと同じ賃料まで相場が上昇しております。町のオシャレ感とタワーマンション群の調和、そしてJRや私鉄の色々な乗り入れでタワーマンション等は更に高い賃料になっているのが武蔵小杉の特徴と言えますかね。


地域の細かい相場表


上の表は代々木公園駅・代々木八幡駅・代々木上原駅の近辺を中心に、築10年以内の部屋が基準となっております。
さらに相場より安い物件をお探しの場合は、築10年以上になると相場より1割程度安くなります。管理の良い部屋であれば古くてもお薦めできます。
京王線初台駅~笹塚駅間は代々木公園近辺相場より1割安!狙い目です。
また、小田急線梅が丘駅以降さらに相場が下がります。


上の表は田園都市線・東横線を中心にしたエリアの相場です。
相場より安い物件をお探しの場合は下記をご参考になさってください。
・駅より徒歩10分以上は約1割安です。
・築10年以上
・多少日当りの悪い部屋
・大通りに面しているマンション
・世田谷線は穴場です。田園都市線に比べ1割程安くなります。掘り出し物件があります。
・用賀方面や大井町線、小田急線なども三軒茶屋駅より安いので狙い目です。

平均賃料相場表の見方と特徴

上記相場表の見方は、例えばワンルーム17㎡なら70,000円、20㎡なら85,000円、という風に平米数の違いによって賃料の差を書いておりますので参考にしてください。
大型のファミリータイプをお探しの場合は一戸建の方がマンションよりも割安となっております。
一戸建の方がマンションよりも共益費がなかったり駐車場もついていたりとリーズナブルな部分があるのと、戸建ては木造、マンションは鉄筋、など建築の違いもあります。ただし鉄骨や鉄筋造りの一戸建やテラスハウスはマンションと同等の賃料の場合もあります。

希望の部屋の広さはどのくらいでしょうか?

部屋の広さを見る際に、目安として6帖は約10㎡として考えてみてください。
専有面積が20㎡の住戸なら12帖です。ただしその中には風呂・トイレ・収納・台所も含みます。30㎡なら18帖、50㎡なら30帖くらいと目安にされると良いと思います。
2階建の一戸建の場合は、仮に建物面積が80㎡だったとしても、実際には階段部分も含みます。5㎡~10㎡くらいは階段使用面積として差し引いて検討してください。
(注)10㎡が約6帖というのは、小さな江戸間畳の平均サイズを足したものです。大きな江戸間畳や京間畳だと、大きさがまったく違ってきますのでくれぐれも誤解されないようにお願いします。


売買の相場

売買相場のひとくちアドバイス

2014年の東京オリンピック開催決定以降、東京都内の特に港・中央・千代田・江東区の湾岸エリアを中心にマンション市況は1980年代後半のバブル期を彷彿とさせる程の売れ行きとなっております。

さらに2015年に入り円安の影響も踏まえて外国人投資家の爆買いもマンション価格の高騰を後押ししているのは皆様もよくご存知だと思います。価格はここ数年でオリンピック景気が後押しをしてオリンピック終了後でも10㎡あたり1500万円~1800万円まで価格が上昇しており、それでも都心のタワーマンションの売れ行きが衰えていないのはやはり外国資本参入の要因と住宅ローン減税が後押ししていると考えられます。

代々木公園エリアのマンション相場

さて、代々木公園から代々木上原周辺にかけての渋谷区エリアも同様に坪単価は上記に述べた通りの状況になっております。

ただ一つ違う点は代々木公園から代々木上原周辺は他の主要エリアと違い2000年築以降のマンションの戸数が圧倒的に少ないエリアです。地域の都市計画の関係上この辺りはタワーマンションが建設できない用途地域となっている為、一つのマンションの戸数も数少なく、中層までのマンションが大半を占めております。全体のマンション戸数が極めて少ない故に売り物件も希少な程限られ、なおかつこの周辺での購入希望者は反比例して人数が多く、築浅のマンションが手頃な価格で出ると競争の如くすぐに売れてしまうのがこの地域の昔からの特徴と言えるでしょう。

この周辺でマンションの購入を検討されていらっしゃる場合、築浅物件だけに重点を置かれておりますといつまでたっても買えない事が多々ございます。築浅に限定せず新耐震基準年の1981年以降のマンションで、管理と質の良いマンションも含めて希望幅を広げる方が得策かと思われます。

価格も1990年代築あたりで10㎡1300万~1400万円以内程度で、1980年代後期築ですと10㎡あたり1200万円前後あたりで推移しておりますので、購入後室内を現代風にリニューアルされるのも一つの手立てかもしれません。

代々木公園エリア土地・建物相場

代々木公園・上原周辺で土地や一戸建をお探しの場合、この近辺の相場は坪あたり500万円~650円位です。特に高台地ですと坪あたり650万円以上の土地も見受けられます。この辺りは俗に言う一等地です。大手企業の役員や有名文化人、芸能関係者等の著名人が数多く永住の地とされておりますので、場所柄坪単価も高いのが現状です。

さらに加えますと渋谷区は坂の多い街ですので、世田谷区等の平地エリアと違い駅までの道のりにアップダウンが多いことも土地選びの際は参考になさってください。

都内地域別売買物件の相場

マンションの場合

賃貸物件の相場同様、売買物件も地域によって価格は異なります。
おおむね地域別賃貸相場表を価格におきかえて参照して頂ければ賃貸同様に高い安いの地域差がわかるかと思われます。
ただし少し違う点は、マンションの場合商業地に位置しているか?
またはマンション自体のグレード感によって価格に差は出てきます。
特に25階建以上のタワーマンションや、広大な敷地を開発して建てたような、ショッピングセンターと緑と居住棟が複合している様なタウン型マンションは人気が高くそれなりに価格も高いと言えるでしょう。
今や人気の湾岸エリアのタワーマンション群はその周辺のタワーもどんどん開発が進んでいる為、未来型都心生活を希望する人達にとっては街の雰囲気や景色、さらにはステータス感も重なって人気度も高く競争のような売れ行きになっている為、中古マンション市場でも高値がついています。
三井不動産と都市住宅整備公団(現在のUR都市機構)が共同で開発をした有楽町線月島駅のリバーシティを筆頭に、次の駅である江東区豊洲のタワーマンション群。さらに東京オリンピックの開催地周辺の晴海、築地等。そして将来の開発が更に進んでいく品川駅周辺や田町の芝浦アイランド等のタワーマンション群はこれからも高値が続くといえるでしょうね。
今や都内の至る所にタワーマンションは建っております。
江東・中央・千代田・港・新宿・渋谷のタワーマンションはどれも資産価値を高く見ている人が多いせいか、日本人以外の外国人の投資家や永住者の方にも人気がある為、これからも需要は伸びると思われます。
現に東横線の川崎市の武蔵小杉駅等は駅を含む周辺一帯の再開発を各大手デベロッパーと川崎市が共同で開発し、タワーマンション群を駅周辺に建てた為人気が集中しました。人口が急増した為学校の児童数も大幅に増え、追加の学校施設まで推し進めているという状況です。マンション価格も中古市場が跳ね上がりました。高くなっても買って住みたい人が多い!川崎市の再開発事業は成功といえるでしょうね。

タワーマンションだけが高い価値がある訳ではありません。
代々木公園や世田谷公園、駒沢公園等緑の多い環境に位置しているマンションも人気度は高いです。
特に二子玉川駅のような東急が力を入れて多摩川周辺の緑と共に開発したエリアはタワーマンションとは別の意味で安らぎやステータス感を味あわせてくれる為こちらも人気が高いと言えます。
住む人にとってショッピングアクセスの便利さもさる事ながら海沿いや川沿いの水辺、公園等の緑や景色というのは、都会の雑踏の中で働く人たちにとっては掛け替えのない安らぎの場であり癒しの場である為、買われる方にとって自分へのご褒美として求められるのは当たり前の事だと思います。けれどそのような立地はやはり高く、買いの競争も激しいものです。

さて、都内のマンション相場を総評で言うと、やはりタワーマンションをお求めになりたい方は現時点では10㎡あたり1000万円を目安にしてください。
中央区・港区あたりの高層階にいたっては10㎡あたり1100万円を超えてきております。
そこに人気度やグレード感を重ねると10㎡あたり都心部では1200万円前後のタワーマンションもかなりの数あります。
10㎡あたり900万円位を目安にされたいのであれば、やはり私鉄沿線に目を切り替えることをお勧めします。
ただし世田谷・目黒・大田・品川区あたりになりますとまだまだタワーは少ないです。何故ならば住宅地が中心の為、高さ制限でなかなか建てられないのが現状です。
すなわち私鉄沿線であれば緑の多い公園や水辺の中層型マンションをおすすめ致します。価格は10㎡あたり950万円位、またはその前後あたりで推移してますかね。
あくまでもこの相場は2000年築以降を基準としております。

土地・建物の場合

土地・一戸建を都内でお探しの場合、渋谷・港・新宿・文京あたりの土地はやはりかなり高いと言えます。
まして中央区などは大半が防火地域で商業地が多いため一戸建には向きません。
どうしてもビルを建てる感じになってしまいます。
都内主要エリアで最低20坪以上の土地に家を建てようとすると軽く億を超えてしまいますね。
坪450万円、20坪の土地だと価格が9000万円、そこへ建物が木造で坪80万円位だとしても容積200%(土地の2倍の面積が建てられると言う事)としても1600万円、さらに車庫等の外壁工事や外構工事と設備を入れると2000万円を超えますね。土地と合わせると1億1000万円以上はかかる。
木造ではなくて鉄骨造りのハウスメーカーの家だと坪あたり100万円は超えますから更に上乗せでかかる。
サラリーマンの方が買うにはけっこう高い買い物ですね。
土地と建物を含めて8000万円から1億円以内におさめたいのであればやはり私鉄沿線をおすすめします。容積率は低くなりますが、土地値もツボあたり300万円~350万円位で探せばあると思います。
私鉄沿線でも人気があるのは小田急線なら経堂や赤堤のある豪徳寺。そして成城学園。
田園都市線だと駒沢大学・桜新町。
東横線だと学芸大学・都立大学の柿の木坂や八雲・自由が丘の奥沢やちょっとお高い田園調布。
他の線だと洗足や大田区の久ヶ原。
京王線だと笹塚や、少し遠いですが千歳烏山、その中でも一戸建人気は何といっても井の頭線の永福町から吉祥寺間ですね。

もちろん都心の文京区本郷や根津神楽坂は良い環境ですが、やはり坪あたりは高いですね。
中央線の高円寺・阿佐ヶ谷も一戸建の街です。
相談に来店された方の多くの方が15坪位の土地は「マッチ箱の家を建てるみたいでいやだ!」とよく言われます。
やはり土地は20坪から30坪で車庫を一台分は最低必要だと考えられております。
その中で8000万円以内位で建てられたいならやはり都心部はあきらめるしかないですね。
意外とおすすめなのが、ハウスメーカーや工務店が売りに出している建築条件付売地。
以前は建物を連棟で建てており建売住宅感満載で、個性が無い一戸建はいやだ!と言って敬遠される方も多かったのですが、最近の建築条件付売地は建物のフリープランとパックで売っていて買う方の希望も結構取り入れて建てますから、土地値と併せて目安で建てられるので意外と満足度はあるかも知れませんね。
土地を買ってハウスメーカーを選んで建てると、案外色々と費用はかさむものです。ただし木造建築でも良いという方に限られますが・・・。
やはり地震が心配だという方には耐震建築のハウスメーカーになってしまいますね。
ひとつ助言をしておきますが、ハウスメーカーで建てる場合、最低限の土地の坪数25坪くらいと土地の形に制限があります。
メーカーの規格に土地が合わないと建物が入りませんので、ハウスメーカーで建てたい方は土地を選んだ場合必ず前もってメーカーに相談してから買ってください。
ハウスメーカーの建築費用は2階建25坪の土地でだいたい最低2500万円から3000万円は見ておいてください。もちろん設備とか3階建になってくると費用はそれなりにかかってきます。地下室を作ったら軽く5000万円はいってしまいますのでそこの部分も頭に入れておいてください。

当社の営業フィールド

賃貸物件の営業フィールド

当社の営業エリアは代々木公園・代々木八幡・代々木上原だけとは限りません。
城南エリアを中心に、JR代々木・原宿・渋谷・恵比寿等の渋谷区全体や、港区・新宿区といった都心部はもちろんのこと、自社管理物件を多く扱っている田園都市線の三軒茶屋・駒沢大学及び東横線の自由が丘あたりまでの世田谷区や目黒区もフィールドとしております。
もちろん小田急線の成城学園方面や京王線の初台・笹塚あたりまでは十分フィールド内として最新物件等をいつでもご紹介できますので、ご希望に沿ってお気軽にご相談ください。
ただし新宿より城北エリアの池袋方面や神奈川エリアの沿線までは扱っておりませんので、上記地域でお探しの場合は地元の不動産会社にてご相談される事をおすすめ致します。

売買物件の営業フィールド

分譲マンションご希望の場合は都内の湾岸エリアを始め、渋谷・港・中央・江東・目黒・世田谷・新宿他多様に渡ってご紹介やご提案を致しますのでお気軽にご相談ください。

土地・一戸建をご希望の場合の範囲はやはり広い範囲の御相談となります。
東横・田園都市・小田急・京王他までご紹介しております。
また土地に関しましては、建築される一戸建やアパート、集合マンション等の多様仕様がございますので、各ハウスメーカー等のご紹介も含め、建ぺい率・容積率など細部に渡ってご要望とご相談による提示をさせて頂いております。
ぜひご相談して頂ければと存じます。

事業用物件のフィールド

当社は賃貸の事務所や大規模なオフィス移転、さらにはショールーム等の事業用物件も多様に扱っております。
渋谷区はもとより、港・中央・新宿などの都心部の主要ターミナル駅の情報は大手不動産会社との提携により、大小問わずビジネスとして良質な物件をご紹介できます。細かい移転条件等をご提示して頂ければ、いつでもご対応・ご紹介させて頂きます。