のんびり探されている方へ
よく不動産会社に問合せする方や来店される方たちの中で、
「引越し時期は決めてません。のんびり探してます。良い物があったら決めようかなという感じです。」
と言われる方がたまにいらっしゃいます。
このようなお客様に対して一番対応に困るのが、相談を受けた担当者です。
明確な引越し時期も決まってなく、ただ漠然としていて「良いものがあれば・・・!」と言う部分にだけこだわりがある。
最初は担当者も物件を探し出して、良さそうな物件が出るとご紹介を試みますが、たいてい一方通行の音信不通であったり、連絡が取れたとしても「今週は用事があって忙しいから来週時間が取れたら見に行きます」という方が大半を占めます。
担当者は何組もお客様を抱えている者が多い分だけ、良質物件は急いで探されている方や引越し時期が明確に決まっている方に優先的に紹介していくものです。
不動産市況全体として、良質物件は取り合いとなり比較的すぐ終了していくものです。
良い物件であればある程、2番手、3番手までの申込みはどんどん入ってくるものです。
いつしかのんびり探されているお客様の事も、担当者の記憶の片隅にしまわれて、例え良質物件がこの先出ても紹介しなくなる事が多いものです。
それでは良質物件、いわゆる「良いもの」はいつまで経っても見つけることは出来ません。
本当に漠然と探されているのであれば、インターネットの物件情報等、ご自身で時間の空いた時に探される事をおすすめします。
もしそれで良い物件が偶然見つかれば、それはそれで運命の出逢いがあったと喜ばしい事だと思います。
ただしかなり運と偶然性にかける形となりますので、本当に気長に探し続けるという感じにはなりますが・・・。
アドバイスポイントとしては、良いものがあれば本気で引越ししたい!と思われているのであれば、ある程度引越し時期を決められる事です。
そして相談した担当者に
「良い物があればすぐに連絡をください。なるべく早く物件を見に行きます!」
と伝えてください。
そうすれば担当者も積極的に物件を探し出して、いつしか良質物件に出逢えると思います。
良いものを見つけ出すのに最も大事な事は、担当者とのレスポンスを常にしっかりと取っておく!という事だと思われます。
担当者との信頼関係
不動産物件を探すにあたって、出逢う担当者も導きという意味では運命の鍵をにぎる大事な存在です。
担当者を選ぶ事から不動産探しは始めると言っても過言ではありません。
大事な部分は、ご自身の相談内容をどこまで理解して共有できるか?という事です。
お門違いの物件ばかり紹介されたり、横柄な態度だったり、押し付ける担当者は最悪です。
不動産経験年数で担当者を選ぶのではなく、まだ新米で未熟者かも知れないけどあなたの希望ポイントをしっかりと理解して一生懸命探してくれる担当者を選んでください。
思わぬ所から思わぬ幸運の物件は突然舞い込んでくるものです。
だから気の合わない担当者とは付き合わない事です。
気が合わない者からトラブルは来ても幸運は来ません。
繰り返します。
魂の合わない会社と気の合わない担当者からは「トラブルは来ても幸運な出逢いは来ないものです」
不動産会社の社員は繁忙期になりますと、営業マン一人あたり20組以上のお客様を平均で抱えます。
けれど一人ずつ均等に物件を探していたら身体がいくつあっても足りません。
だから急いでいるお客様と、明確な時期や条件があまり厳しくないお客様から優先的にこなしていきます。
物件を紹介したとしても連絡がとれないお客様や決断力のないお客様は、繁忙期はどんどんと紹介が後回しになっていきます。
そこへまた新しいお客様や相談が増えていきますので、いつしか音信不通のようなお客様は相談カードから外していきます。
担当者は賃料の高いお客様だからと言って優先はしません。
たとえ賃料の安いお客様でもレスポンスのしっかり取れるお客様を優先していくものです。
条件が色々あって物件をすぐに決めてくれなそうとか、この人は中々決めないというお客様よりも、ご自身の意思や希望をしっかり持っていて、紹介した物件を「良い!」「悪い!」「イマイチ!」とはっきりと意見を述べてくれる方を優先とするものです。
要するに好みが判りやすいという事です。
そうすれば、次につなげる物件のタイプがより明確に判断できるからです。
アドバイザーが一番苦手とするお客様は、常に音信不通のお客様と、ご自身の意見をはっきりと示さない方です。すなわちどうしようも出来ないという事ですね。
ですので、もし本気で不動産探しをお探しの場合は、担当者と常にレスポンスを取ると言う事が良質物件に巡り合える一番の近道だと思っておいてください。
お客様の他愛のないくだらない連絡だっていいのです。
担当者はそれが励みになります。
たまには「いつも物件を紹介してくれてありがとう」とヨイショでもしてあげてください。
そしたら喜んで一生懸命良質物件を探し続けてくれるものです。
担当者もただの人間です。
売買物件について
マンションや土地・戸建・事業用物件等の売買不動産物件を探されている方も多くいらっしゃいます。
ただ、今回売買物件に関する細かいご説明は省略させて頂きました。
売買に関するご説明を書き入れますとかなりの数量になるのと、もうひとつ、売買に関する相談・Q&Aツール等はインターネット等で無数に掲載されておりますので、このページであえてご説明しなくても十分だと判断致しました。
もし売買に関する相談・ご質問等がございましたら、直接ご連絡を頂ければご説明及びご相談をうかがわせて頂きますのでお気軽にご連絡ください。